【2025年版】GX関連 小型成長株ベスト10|再エネ・水素・バイオ燃料・電池素材
GX(グリーントランスフォーメーション)は、日本政府が掲げる脱炭素社会の実現を目指す長期テーマです。 再生可能エネルギー、水素、バイオ燃料、次世代電池、カーボンリサイクルなど幅広い分野に投資が拡大しており、補助金や規制緩和が追い風となっています。 特に小型株は政策インパクトが直接業績に反映されやすく、短期の値動きは荒いものの、大化け候補として注目されます。
以下では、2025年時点でGXテーマに直結する「脱炭素特化の小型成長株」を10銘柄ピックアップしました。 親記事(国策小型株10選)で触れていない領域も多く取り上げ、GX視点で整理しています。
1. ユーグレナ(2931)
株価:540円 / PER:赤字
バイオ燃料(SAF=持続可能な航空燃料)の実証を進めるGX代表株。政府の脱炭素支援対象。
2. イーレックス(9517)
株価:1,180円 / PER:12倍
バイオマス発電に強み。再エネ専業でGX補助金と政策の追い風を受けやすい。
3. ダブルスコープ(6619)
株価:820円 / PER:赤字
EV用リチウムイオン電池セパレーターを手掛ける。GX×電動化の中核素材株。
4. タツモ(6266)
株価:2,430円 / PER:17倍
SiCウエハ加工装置に注力。GXの省エネ・次世代半導体需要に直結。
5. 川崎重工業(7012・小型寄与部門)
株価:4,150円 / PER:13倍
水素サプライチェーン構築の主力。液化水素運搬船などGXインフラで世界的存在感。
6. 新日本理化(4406)
株価:310円 / PER:19倍
バイオマス化学品や再エネ素材を手掛ける化学中小株。GXテーマ性で資金が集まりやすい。
7. 北越コーポレーション(3865)
株価:730円 / PER:10倍
製紙大手だがバイオマス発電やカーボンリサイクル事業を強化中。GXシフト進展。
8. ユーシン精機(6482)
株価:1,120円 / PER:14倍
省エネ型ロボットメーカー。GX投資で効率化・自動化需要を取り込む。
9. 菊水電子工業(6912)
株価:910円 / PER:17倍
EV用電源装置や再エネ計測機器を手掛ける。GX需要の裾野拡大に伴い業績拡大期待。
10. 東洋炭素(5310)
株価:2,890円 / PER:14倍
SiC半導体向け炭素材メーカー。GXに直結する高効率パワー半導体の普及で成長期待。
※株価・PERは2025年9月時点の参考値です。最新データは必ず証券会社サイト等でご確認ください。
まとめ:GX関連株は「脱炭素の主役」
GXは一過性の政策ではなく、政府・企業・自治体が一体となって進める長期国策です。 バイオ燃料・水素・次世代電池といった分野は今後10年以上にわたり成長が続く可能性が高く、短期の値動きに惑わされずテーマ分散で長期投資を意識することが重要です。
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